忍者ブログ
トミーウォーカー運営PBW『エンドブレイカー!』、その登録キャラ『ファルス・ランディール』のキャラブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

背後の近況に近い何か……事実を書くことはこんなに容易いのに
過去とか現在とか未来とかな小話はまとまる気配すら見せてくれないという現状

ごろごろ転がりたくもなるのです
PR
敵撃破、海賊船奪取、人魚・捕虜の救出が目的じゃね

■戦闘
《両戦場共通基本事項》
二列横隊の後衛で戦闘開始

後衛時幻獣魔曲使用
ギアス付与狙いつつ負傷度高い相手を優先して撃破

前衛の負傷が酷ければ声を掛けて交代
飛翔演舞を使用して攻撃と同時に前に出る
抑えている相手から後衛への射線妨害と連携チャージ狙い
特に負傷度が高い方に攻撃が通らぬよう心がける

余裕あれば後衛の方をかばう心算

《砂浜》
身を潜めながら周囲や敵の様子確認
奇襲できるなら実行
戦闘はスピード重視、小船に乗り込まれる前に倒す
人魚が近くに居る場合できる限り護る位置取り

回復:緊急時を除いて戦闘終了後に

《船上:対ゼク班》
船首側ロープから対リリィ班と同時にGUTSの高い順に乗り込む

ゼグへの【ギアス】付与が最優先
【ギアス】付くまでは攻撃対象ゼグ固定
BS付与後基本準拠の戦闘法

回復:疲労2名以上か危険1名以上で使用

ゼグ&配下討伐時点でリリィ&配下が残っていたら対リリィ班に加勢

【め組】の皆と
リラ(c14504) ピノ(c19099)ヴリーズィ(c10269)

コーンなら3つが限度ではないかのう
隣でそわそわ楽しげなリラ殿にそう応えながらも
多段積みは乙女の夢と承知
リラ殿の夢がどんな彩になるのか興味深々
ちらり横目で覗ってみたり

ワシはちと変り種じゃよとお披露目するのは
ミルク味のアイスクリームに
温めたメープルシロップがけ
ほんのり塩味の効いた胡桃が隠し味

ピノ殿のメロンもリズ殿の白桃も美味しそうじゃね
果物系はワシも大好きじゃよ……少し貰っていいかのう?
ちょこり首傾げてお伺い

返すように差し出されたスプーンに目をぱちくり
一呼吸で意図を察して、零す微笑みひとつ
ちょっと恥ずかしいけれど、いただきます

「先生、ファルスはどこへ?」

私の問いにアイセルが首を傾げる。あなたを捜しに行ったわよと。
すれ違わなかったのと続けながらも、机の上を片付けるその手を止める事は無い。
こちらを視界に納めながら動くその姿は、その側面か後ろ頭にでももう一つ目があるかのようだ。

「ファルスはどう、きちんと学んでいる?」

重ねた質問に、返るのは楽しそうな苦笑い。
切れ長の眦が緩むのは彼女の機嫌が良い証拠。

「あなたより、よっぽど真面目だわ、ラフィ。」

皮肉入りのその言葉は、過去の私の授業態度を指してのことなのだろう。
親子二代、同じ相手を家庭教師に向かえ学んでいるとこんな事になるのだなと
ほんのり苦い感想を抱いて溜息を吐く。

「出歩いていて大丈夫なの、一昨日まで熱が高かったでしょうあなた。」

その私の仕草をどうとったのか、纏めた荷物は机の上に置いたまま、アイセルが身体ごと此方を向く。
数歩の距離を詰めて、額に触れた指先は己の体温よりほんの少しだけ冷たくて気持ち良い。
もう熱は無いはずだけれども、起きているより床に伏せている時間の方が長い身ゆえに
彼女の心配も過ぎたるものではない。もちろんそれが不本意だとしても。

「熱は下がっているから大丈夫、今日はまだ調子がいいの。」

それでも無理はしないようになさいと、アイセルは自分が羽織っていたショールを外し私の肩にかけさせる。
身を覆う温もりは彼女の体温だろうか、暖かいと感じるのは胸の内もで、口の端が緩む。

「ありがとう、アイセル……先生」

気持ちが緩んだついでに、呼び間違えて苦笑いとともに敬称を添える。

「今は構わないけれど、外では気をつけて。」

強く咎められはしないけれど、赤銅色の視線がほんの少し険しくなって抗議していた。
年は親子ほども離れていて、元とはいえ教師と生徒。
私が『主』で、彼女が『従者』となった今でも、先生と呼ぶのにはそれなりの理由もある。
だからこそアイセルは釘を刺すのだろう、忘れるなと。

一方ファルスは彼女を先生とは呼ばない。『おば』様と呼ぶ。
ファルスは幼いながらも、きちんと自覚と意図を持ってアイセルを『おば』様と呼んでいるようで
彼女もそれを承知していて、先生でなく『おば』様と呼ばれる事を許容しているようだった。
一度その正確な理由を二人に聞いたことがあるが、答えてはもらえなかった。
どうやら内緒にしておきたい事柄らしいので私も無理に聞き出そうとはせず現在に至っている。

家系的に見てアイセルは、私から見れば伯母で、ファルスから見れば大伯母。
要は私の父の兄嫁にあたる立場なので大きく間違った呼び方と言うわけでもない。
年齢的な話に触れるのを憚っての事であると見えなくもない。

「本当に熱は無いの?」

考え事に意識が飛んでぼんやりしていた私を、アイセルの声が呼び戻す。
訝しげに、けれど心配そうな気遣いの滲む表情に、平気よと答えて微笑む。
それより、と半ば強引に話題を変えて、黒樫の椅子に腰掛け、
張られた羅紗の内に詰められた綿の柔らか差を実感しながら、彼女の元に来た理由  本題を切り出した。
はらはら落ちる桜の涙を月明かりが照らす
音のない夜の空気は死の目前の静謐に似て
このまま、呼吸も鼓動も止めてしまって良いような

そんな錯覚を覚えた
≪ 前のページ   |HOME|   次のページ ≫
material by Sky Ruins  /  ACROSS+
忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
アド