素敵乙女会
もっと文字数が欲しいです。全然書き足りないよ。
こめきれてないよ、らぶが。
作り愛っこも分け愛っこも入れられなかった…。
ラヴィスローズさんの名前も入ってないけど
スープの下りはラヴィスローズさんの問いかけに答えてるつもりなのです。

淡藤の地色木綿の浴衣に桔梗色の伊達巻き締めて
随分な略装だけれど気を張る必要のない素敵な乙女会
その本番への参加準備は完了

暖かいスープはひよこ豆とアスパラガスの入ったトマトベース
真ん丸ひよこ豆が小さなゆずひよさん達みたいだったから
選んでみたのじゃよ
甘夏のケーキと皆の差し入れに珈琲と紅茶の香り
乙女の甘い会話まで…とっても贅沢な時間じゃね

裁縫道具ぷらすレース針は予備も含めておうちから持参
絶賛貸出中なので必要な方はお手々を挙げて欲しいのじゃ

ちまちま細い糸でレースを編みながら
ウリーズィ殿、クローディア殿の手元も傷ができぬよう見守り中
差し入れできなかった分しっかり皆の先生役を務めるのじゃよ
アデュラリア殿にお手伝い頂けるなら心配もないのう
こうして自分の趣味が役にたつのは嬉しいのじゃ

地布と同じ幅に作った白藤色の手編みのレース
不思議な隙間は地布に重ねれば、浮かび上がる紫の花
ちょっと変り種のシュシュの完成じゃね


ワシね織物はしたことがないので
アンジュ殿が良ければ教えてくれるかのう？
心を移すような布を織ってみたいのじゃ

こっそりくいくい袖を引いて
ねえお耳を貸してゼルディア殿
あのねこの間のお手紙で教えてくれた
ゼルディア殿が黒い森でワシの歌と気持ちを
心強かったって言ってくれたお話じゃけれど
ちゃんと届いたんだなぁってとっても嬉しかったの
乙女会にお誘い頂いた事も併せて
ありがとうってたくさん言わせて
幸せで胸が一杯じゃよ